厄介なことに大学卒業する時に親に就職したと嘘をついてしまったせいで、その後保険証を親に返還して以来ずっと国保にも加入していませんでした。
正直に話せばニートの場合は扶養に入れるので保険料を支払わずに保険証を持つことができるんですけど、さすがに親には言えなかった。
さすがにやばいと思ってシェアハウスをする時に住民票の移動と同時に保険証を作ってみましたのでその経験についてお話ししていきます。
こういう経緯で保険証を持っていない人は珍しいとは思いますが、さすがにネットにもどうすれば良いのか書いていないので参考になるかと思います。
保険証を作るために必要なもの
これから国民健康保険を作ろうとしている方は、保険証を作る上で必要なものを事前に準備する必要があります。
1つは身分証明書。
運転免許証やなければマイナンバーカードなどで問題ありません。何かしら身分が証明できるものを持っていると思うのでここは問題ないと思います。
もう一つは資格喪失証明書というもの。
社会人の場合は社会保険資格喪失証明書というもので、会社を辞める時に会社に発行してもらうことができます。
就職経験がなく、扶養から外れた場合には「被扶養者資格喪失証明書」というものを親の会社に発行してもらいます。
これがないと100%保険証を作ることはできないので注意してください。
私の場合は就職後に退職したと嘘をついてしまったので本来であれば会社から社会保険資格喪失証明書を発行してもらわなければなりませんが、それができませんでした。
なので就職後は試用期間中に辞めて、試用期間はアルバイトと同じ扱いだったため社会保険に加入できなかったことにしました。
調べてみたところ、試用期間はアルバイト扱いとする会社はあるものの、社会保険に加入させないのは普通に違法行為みたいですね(笑)ただ、実際こういう会社は本当にあるみたいです。
そんなこんなで親に頼み書類を発行してもらうことが出来ました。
役所に実際に行ってみた
運転免許証と被扶養者資格喪失証明書を持って引っ越し先の市役所に行ってきました。
まずは住民票の手続き。これは割とすんなりいきました。
続いて問題の国民健康保険の手続き。
役所の方に「国民健康保険の手続きがしたい」と言うと丁寧に案内されました。
保険窓口とかそんな感じだったと思います。
で、そこでさっそく上記の2つを提出。
私の場合は加入していない期間が約4年もあったのでかなり気まずかったんですけど、こういう人も多いみたいで役所の人も手慣れているみたいです。
紙を渡されてその場で払っていない年の収入を記入。
「0・・・0・・・」書いているだけで恥ずかしくなりましたよ、死にたくなった(笑)
そうそう、事前の調べによると確か保険料というのは未納でもさかのぼって請求できる額は最大2年までだそうです。
国民健康保険料の支払いには時効があり、2年と言うことになっています。しかし督促状が届くと、その時点で時効は停止されます。
ところが国民健康保険料は他の公共料金と違って、意外と時効が効くと言われています。これは役所用語で不納欠損と言われる現象です。参照元;貧困ママ倶楽部
督促状が届いた記憶もないので今回の場合2年間分の保険料は時効ということになりますね。
また、保険料というのは住んでいる地域によって値段が変わります。
つまり私のように引っ越し前から未納の場合はその場でいくらかかるか判断することはできません。前に住んでいた地域の役所に私の保険料などをいちいち問い合わせないと正確な保険料を算出することができないためです。
ちなみに保険料の支払いは6月~7月頃に自宅に届きます。その場で支払うということはありません。
料金があまりにも高額で支払えそうにない場合は分割も対応してくれるそうです。
1年間収入がない場合の保険料の平均は月3000円程度、年間3万円前後といったところです。
2年で時効となるならニートの場合は最大でも6万円~7万円ぐらいってことになります。今年の分と合わせると10万円いかないぐらいでしょう。
そもそも保険証を貰っていないのに過去の保険料を支払うこと自体疑問ですが、まぁこれは自分が悪いので今回は普通に払うことにします。
保険証はその場で発行して貰える!
保険料の支払いはその場ではなく、支払い請求が届き、保険証自体はその場で発行して貰えます。
もし、緊急で保険証が必要になった場合はその場でお金を払うわけではないので市役所に行って発行してもらった方がいいと思います。
所要時間は込み状況にもよりますが30分あれば発行して貰えるのでそこまで時間はかかりません。
私のように国民健康保険に入らなくとも再び扶養に入れば保険料は自分で払うこともなくて済みますが、それなりの理由がないといけないので親としては辛いかもしれません。
ちなみに保険証を作る前に就職してしまえば、未納分を払う必要はなくなるということも覚えておくとオトクです。
社会保険と国民健康保険はそもそも保険の大元が違うためこのような穴がある仕組みとなっているようです。
同じような立場の方は少ないとは思いますが、何かしら参考にしていただければと思います。
保険料の正確な額が分かるまで怖くて仕方ありません。判明したら追記していきます。
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