面接で聞かれることを100%予想することは不可能ですが、就活ではある程度聞くことが決まっており、企業ごとに質問リストがマニュアル化されているのが一般的です。
よく聞かれる質問はいろんなサイトに書かれていることですが、今回は私自身が実際に就活してみて聞かれた質問をまとめてみました。
新卒と既卒では質問される内容が若干変わってきますので、今回は既卒の面接を前提にまとめています。
質問の傾向の違い
新卒と既卒・中途採用では聞かれる内容が結構異なっているように感じました。
結局は空白期間に何をしていたのか、そこで培った経験、知識はどんなものだったのかに重点を置いているからなんでしょうね。
中途採用の場合は前の会社を辞めた理由、やっていた仕事内容を中心に聞かれるのが必然です。
95%以上聞かれる質問
- 志望動機を聞かせてください
- 空白期間は何をしていましたか?
- 大学時代に就活はしなかったのですか?
- 当社以外に受けている企業はありますか?
- 最後に何か質問はありますか?
この質問はほとんどの企業で質問されることになるため、予め用意しておく必要があります。
志望動機については履歴書にも書いていますが、それをそのまま話しただけでは意味がありません。
自分なりに肉付けし、履歴書の蘭だけでは書ききれなかった動機を話すと良いでしょう。
志望動機が弱いと「それってうちの会社じゃなくてもいいよね?」という嫌なツッコミをされます。
これに関しては「それうちの会社じゃなくてもいいよね?」に対するベストな回答例を参考にしてみてください。
また、新卒では絶対に聞かれませんが、既卒や中途採用では空白期間について聞かれます。
私の場合は最初の段階で、大学卒業後に何をやっていたのかを自ら話すので質問される、ということはありませんが、説明できるようにはしておきましょう。
ごくまれですが、志望動機すら聞いてこない企業も存在します。
それと「何か質問ありますか?」というのは100%聞かれます。100%です。
割と聞かれる質問
- あなたの長所と短所を教えてください
- どのようにキャリアアップしていきたいか教えてください。
- 周りの友人にあなたはどんな人と言われますか?
- どんなアルバイトをしてきましたか?
必ずしも聞かれる質問ではないものの、3社に1社ぐらいはこういった質問をされます。
質問の意図は、あなたの性格を図り、本当にやる気があるかどうか、入ってすぐに辞めてしまわないかどうかを図っています。
だからと言って、変に偽ったりすると聞いている方からすれば、わかりやすいので、例えばキャリアアップについて全然考えていないのであれば「正直、まだそこまで深くは考えていません。」と答えてしまっても問題はないでしょう。
既卒の場合は、「同世代よりも遅れを取っている分、巻き返せるように仕事に励みたいと考えています」と言えば、本当っぽく聞こえますし、印象が良いでしょうね。
まれに聞かれる質問
- 今まで経験してきたことを通して、どのように当社に貢献できるのかお聞かせください。
- 動物に例えるとあなたは何ですか?
- この空間にテニスボールは何個入るか予想してください。
実際に私が面接で聞かれた答えにくい質問です。
こういった質問はどれも一回しか聞かれたことはありませんが、一番上の質問に関しては割と聞いてくる企業は多いような気がします。
しかも、ちょっと答えにくいので個人的には大嫌いです。
動物に例えるシリーズとか、論理的思考を求められる質問は2chではよく言われますが、実際に質問してくる企業はほんの一握りでしょう。
正解があやふやなだけに、普通に考えて普通に答えて良いと思います。
面接時間は30分しかない
最後になりますが、色んなサイトが面接の質問一覧をまとめているわけですが、結局のところ面接時間は大体30分ほどしかありません。
30分で質問できるのはせいぜい5~6個程度です。
こちらが話している時間もありますし、相手が「当社は~」なんて話し始める場合もありますからね。
つまるところ、必死にどんな質問をされるのか対策しておいても時間の無駄です。
大体の企業が聞いてくるであろう質問の回答をなんとなく用意しておくだけで十分です。
それでも気になるという方は100個の質問をまとめたサイトを見つけたので紹介しておきます。
⇒【完全保存版】就活で面接でよく聞かれる質問を100個まとめてみました。
最初は緊張したり、上手く答えられずに落ちてしまう場合もありますが、慣れればだんだんスムーズに答えられるようになってきます。
既卒で緊張しいでコミュ障の私でも慣れたので、あまり気をわないことが大切です。
そういえば私の友人は企業のことも質問についても何も準備せずに面接を受けたそうですが、落ちたそうです。
流石に、何も知らない状態で行くというのはリスキーです。
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