いったん会社を辞めてしまった人や大学卒業後、就職せずにそもまま既卒のなった方は次の就職まで職歴のない状態(空白期間)が生まれてしまいます。
既卒の人は特に、まず間違いなく空白期間について聞かれるので事前に準備しておく必要があります。
空白期間に実際に何かやっていた人ならともかく、本当にニートでただ引きこもっていた場合は空白期間に真面目に答えると落とされる可能性が高いです。
そこで今回はどんな言い訳をすればよいか、面接官が納得できるような空白期間の言い訳を考えてみました。
空白期間の正しい言い訳
正しいとは言ったものの、何が正解で何が間違っているというものはありません。
面接官にしっかりと納得してもらえる言い訳ではあれば何でも構わないというわけです。
言い訳を作ろうとすると矛盾が生じる危険性もあるので、しっかりと自分の中でストーリーを作っていってください。
- アルバイトをしていた
一番無難、かつ納得できるような内容です。
「言い訳としては平凡すぎる」と思いがちですが、嘘っぽくない言い訳なので面接官もちゃんと納得してくれます。
アルバイトからなぜ就職しようと思ったのか・・・この経緯を用意しておきましょう。
ただ、本当にアルバイトをしていなかった場合は内定を貰ってから困る可能性があります。
入社するためには色んな書類が必要で、その中に源泉徴収票が必要になる場合があります。
源泉徴収票とは年の始めの1月~12月までに給料が発生していた場合に発行されるアルバイト先等で発行されるものです。
例えば、4月から就職活動を行い、「3月までずっとアルバイトをしていました」と嘘をついた場合、内定時に源泉徴収票が必要になります。
なので、もしアルバイトをしていなかった場合は「去年末までアルバイトをしていて、今年に入り就職活動を行っています」と言い訳をするようにしてください。
去年までにいくら稼いでようが今年の給料とは関係ないので源泉徴収票は必要になりません。
詳しくは「面接でアルバイト経歴を詐称すると会社にバレるのか」を参考にしてみてください。
- 資格取得の勉強をしていた
実際に面接の場でもよく使われている言い訳の一つです。私は使ったことないですけどね。
本当に資格取得の勉強をしており、なおかつ資格を取っているのであればいいのですが、試験に落ちてしまってなんの資格も得られていないと信憑性を疑われるのがネックです。
もし、空白期間の間に資格をいくつか取っているのであればこの言い訳は好印象。
- 旅をしていた
社会人は学生と違い長期休みがありません。
そのため、例えば「社会人になると長期的に時間を取るのが難しいので、私の夢でもある全国の旅を社会人になる前に一度経験しておきたかった」と理由付けをしておくと良いでしょう。
旅をすることは誰にでも出来ることではありませんし、色んな物や人に触れることで、視野を広げることもできます。
こういったことをアピールすれば面接官にも好印象を与えることが出来ます。
海外に留学していたという言い訳をすれば「英語も出来るヤツ」と思わせることが出来ますし、行動力のあるヤツだと思わせることもできます。
- 起業しようと思った
実際に起業の申請をしていなくとも、何か新しいことを作っていたという言い訳は通用します。
例えば、「社会人になる前に何か自分でサービスを作ってみたいという考えからイベント会社を作ろうとしましたうんぬん~」こんな感じで話を進めていきます。
実際にやってみてどういった点で躓いたのか、結果的にどうだったのかをまとめると信憑性のある空白期間の言い訳を作ることが出来ます。
私も面接で一度使用しましたが、面接は最後までほとんどその話について詳しく聞かれたので、もしこれを言い訳として使用するのであれば具体的な話を作っておく必要はあります。
自分で何かを作ろうとするのは非常に難しく、面接官にとっても好印象を与えることが出来ます。
まとめ
空白期間の言い訳は非常に重要となります。
個人的には「会社員勤めでは出来なかったこと」をアピールすることで面接官に納得してもらえ、好感を持たれる気がします。
「自堕落な生活を送っていました」と正直に言ってもいいですが、これでは何のアピールにもなりません。
空白期間にどんな経験をして、その結果なぜ社会人になる決意をしたのか・・・この経緯をしっかりと話せるようにしておくべきです。
例えば「正直、今まで自堕落な生活を送ってきました。最初は楽でよかったのですが、そんな生活を続けていても何の意味もないことに気付きました。就職活動を行おうと思ったのは社会人となり、何かにやりがいを感じたいと思ったからです。」
適当に作りましたが、こんな感じで空白期間の自分をストーリー調にして話すと相手に伝わりやすく信憑性も増します。
ぜひ参考にしてみてください。
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