就職活動をする気になり、色んな企業に応募、その後説明会や面接をする流れになりますが、ドタキャンやすっぽかしをする人も珍しくはありません。
しかし、当然ながらこれは社会人として非常に失礼な行為です。
すっぽかしやドタキャンには、単純に面倒くさくなってしまった場合もありますが、面接当日に目覚ましが鳴らず起きられなかったという人も結構多いです。
私も一度経験があります。
そこで今回はもし仮に面接や説明会をドタキャン・すっぽかしをしてしまうとどうなるのかについて不安に思っていることや疑問に感じていることを解消していきたいと思います。
ドタキャン&すっぽかしは当たり前?
まず、始めに一体どれぐらいの人が今まですっぽかしやドタキャンをした経験があるのか気になるところ。
調べてみたところ、なんと企業側の92%が辞退を経験していることがわかりました。
約200社の企業に対して「面接前の辞退(ドタキャン)」経験の有無に関して伺いました。その結果は、なんと92%の企業で「面接前の辞退がある」との回答が。
参照元:エン人事
200社中約180社・・・恐るべき数値です。
これは企業側の調査なので明確な数値はわかりませんが、おそらく就職活動をしたことのある人の半数以上は確実にすっぽかし・ドタキャンをしたことがあるということでしょう。
連絡せずにすっぽかすとどうなるのか
これもまた、気になるところです。
噂ではその業界のブラックリストに入るため、同じ業界を受けられなくなるとか怖いことが言われていますが、絶対にそんなことはあり得ません。
例えばA社の面接をすっぽかしたとして、A社がそれに憤り、同じ業界であるB社やC社にあなたの名前を挙げて、ブラックリストを作成したとしましょう。
色々ツッコミどころはありますが、まずこの時点で「個人情報保護法違反」となります。
また、考えてみればあなた一人に対してわざわざそんな手間のかかることをする企業はどこにもいません。
いくら会社といっても、今は個人情報保護法で守られているため、インターンや面接を電話も入れずにばっくれたからといって、ブラックリストを作って、他社に共有するケースはありません。当然ながら、就活の選考やバイトの面接で不利にもなる事もあまりありません。そもそも就活において、ブラックリストという存在は、都市伝説のようなものだとか。
参照元:キャリアパーク
しかしながら、一度自分が受けたい企業の面接や説明会をバックレたりドタキャンしたりすっぽかしたりしてしまうと、当然ながらその会社を再度受けることはできなくなります。
どんな理由があろうともすっぽかしやドタキャンは社会人として非常識な行為です。
そんな非常識な人間を企業側は雇いたいとは思わないのは当然のこと。
仮に万が一面接の場を再度設けてくれたとしても、不採用となる可能性はかなり高いでしょうね。
もしどうしても入りたいと思っている企業の面接や説明会をすっぽかしてしまっても、その会社に入ることができない・・・これがすっぽかしをすることによるリスクです。
もう一つの意外なリスクとは
すっぽかしやドタキャンをしてしまうリスクについては先ほど述べたことが物理的には全てですが、個人的にはすっぽかしやドタキャンを安易にやらない方が良いと思います。
もちろん、企業に対して失礼ということもありますが、それよりも「すっぽかし・ドタキャン癖」が付いてしまう方がよっぽど問題だと思います。
例えば、面接がとても苦手で、当日になりどうしても行きたくなくなってすっぽかしてしまった場合。
精神的には解放されるかもしれませんが、一度やってしまうとまた他の企業にエントリーした時に同じことを繰り返すようになってしまいます。
いわゆる「不安からの逃げ」というやつですね。
私も小学生の時に習い事が辛すぎてサボったことがあるのですが、そのせいでだんだんサボり癖が付くようになり、今でも困難な壁があると「逃げてしまおうか」と思ってしまうほどです。
人間は楽な方へ楽な方へと逃げるクセがありますからね。
繰り返していると内定がもらえる時期がどんどん遅くなります。
私はかなり面接で緊張してしまうタチですが、どんなに逃げたくてもドタキャンやすっぽかしだけはしないようにしています。
もちろん、寝過ごしてしまった場合などは正直もうどうしようもないので仕方ないですが、なるべく面接前は夜更かしをしないように注意しています。
謝罪連絡やメールは送るべきか
正直、連絡もせずにすっぽかしてしまったような場合は、そこから内定を取るのは難しいですから例え謝罪文を送ったとしても対して意味はないような気がします。
しかし、すっぽかしてしまったことになんとなく罪悪感を感じている場合や最低限のマナーを貫きたいという方は当然送るべきです。
株式会社○○
○○部 ○○様
○○大学の△△と申します。
○月○日の面接のご案内を頂いておりましたのに、ご連絡もせずお伺いできず誠に申し訳ございません。
サイトの確認が至らず、本日ご連絡を拝見いたしました。ご多忙な折、ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
すっぽかした理由が寝坊や忘れていた等であってもそれをそのまま書くのは失礼だと思います。
しかし、言い訳がましいかもしれませんがなぜ連絡しなかったのか、なぜすっぽかしたのか理由をちゃんと説明することは大切です。
どうしても受けたい企業であれば望みはほとんどありませんが、下記のような文章を追加します。
誠に勝手なお願いで恐縮ですが、まだ募集を行なっておりましたら再度ご予定いただければ是非お伺いしたい思います。
このような文章を志望している短めな文章と共に送ると良いと思います。
もちろん、これはダメ元なので過度な期待はしないように。
普通は謝罪文を送ったとしても返信すらされないでしょうからね。
ぜひ就活の際は参考にしてみてください。
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