新卒の就活ではありえない話ですが、すでに卒業してしまっている既卒や一度就職したけどすぐ退職した第二新卒、中途採用の方は就活で職務経歴書を持ってくるように言われます。
私は既卒で元ニートでしたが、それでも職務経歴書を持ってきてくださいとどの企業にも言われました。
確かに中途採用の場合はすでに職務の経歴があるので必須となりますが、既卒の場合ってどうなるの?
ってことを今回は私の体験を交えて話していきます。
職務経歴書ってなんぞ?
このサイトをご覧いただいているということはすでにご存じのこととは思いますが、一応ご説明しておきます。
職務経歴書とは、これまで自分が経験してきた職務内容や
所属していた会社についてをまとめた書式のことをいいます。転職希望者(求職者)が採用担当者に対して提出する応募書類の1つ。
企業の採用担当者は採用選考時の判断材料として用いる他、
採用後も人事書類として社内で大切に保管されるようになっています。参照元:コトバンク
まぁ読んで字のごとくですが、これまでの職務の経歴をまとめたのが職務経歴書です。
で、意外と知らない人も多いですが、これってアルバイト経歴を書いても問題ありません。
面接でアルバイト経歴を詐称すると会社にバレるのかにも書きましたが、例えば会社に勤めたことのない人でも、今までのアルバイト経歴をまとめた職務経歴書を提出してもなんの問題もないということです。
面接ではアルバイト経歴についても聞かれますから手間が省けますね。
しかし・・・・
既卒の場合は必要なし
私も最初は「職務経歴書?どうすればいいんだ?」って迷いましたが、結果的に既卒なら提出する必要はありません。
例え、持ってくるものに職務経歴書が含まれていたとしても、です。
ソースは私の就活経験です。
既卒の就活にはいろんな方法がありますが、多くの場合はエントリーすると企業側から電話が来て面接についての話をされます。
そこで当然当日に持ってくるものを言われて職務経歴書の指定もされますが「既卒なんですが職務経歴書も必要でしょうか?」と質問してみてください。
私の経験では100%「入りませんよ、大丈夫です」と言われます。
また、電話が来なくてメールだけで済ませる会社もありますが、面接時に「既卒なので職務経歴書はありません」と言えば、普通にスルーされたこともあります(この会社は内定を貰えました)
ただ、アルバイト経歴をまとめただけの経歴書でも面接官にとっては役立ちますし、ありえないとは思いますが、満々万が一職務経歴書を提出するように言われると困ることもあるので念のために作っておくというのはありです。
面接でアルバイト経験について聞かれたのに辻褄を合わせるためにも、一度作っておくと何かと便利です。
職務経歴書の作り方・書き方
職務経歴書はコンビニなどでも買えますし、ネットでフォーマットをダウンロードすることも可能です。
もちろん手書きでもword等で打ち込みでも構いません。
履歴書と比べると割と自由に書くことが出来るのが職務経歴書の特徴ですが、念のために書き方の参考をご紹介します。
参照元:クローバーナビ
この画像は自己PRやスキル等も書いていますが、基本的には
- 経歴(いつからいつまで働いていたか)
- アルバイト等を辞めた理由(一身上の理由)
この2点だけで問題ありません。
例えば「3ヶ月」で辞めてしまったとして、面接官の評価を気にして1年と嘘を記入してもバレることはありません。
ただし、今年に限り、アルバイト経歴を詐称していた場合は入社時の必要書類の一つ、源泉徴収票で色々と困るので注意してください。
詳しくは「面接時にアルバイト履歴詐称はばれるのか」を参考にしてみてください。
まぁ、罰が悪いと感じる人は嘘はつかない方が良いでしょうね。
また、書きたくないアルバイト経歴については書かなくても問題ありませんよ。
これも職務経歴書が自由と言われている所以の一つです。
正直、アルバイト経歴の詐称・改ざんというのはどの就活生もやっていることです。
わざわざ面接官がアルバイト先に確認の連絡をするなんて面倒くさいことは絶対にしませんし、辻褄が合わないということがなければバレることはありません。
法律的には偽証罪に当たると言われていますが、それを言ったらブラック企業はどうなんのよ、って話ですからね。
完全ホワイトの企業なんて数えるほどしかないですし。
それに就活生がみんな捕まってたら雇用どころの問題ではなくなります(笑)
職務経歴書は例え提出しなくとも、念のために作っておけば面接でアルバイトについて聞かれた時にすばやく答えることが出来ますし、不安や緊張を解消することにも繋がります。
ぜひ参考にしてみてください。
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