既卒の面接で必ずといっても聞かれるのが空白期間とアルバイト経歴についてです。
フリーターなら「何かアルバイトをしていましたか?」という質問にも本当のことを答えれば良いだけの話です。
しかし、今まで無職だった、アルバイトをしてこなかった場合にも、体裁のために「してきた」と答えてしまう方も多いでしょう。
では、実際面接でアルバイトの経歴を詐称したら今後会社にバレることはあるのかまとめてみました。
バレる可能性はある
結論を言うと100%バレるとは限らないがバレる可能性は十分にあり得ると思っておいてください。
なぜこんな曖昧な表現になるかというと企業によって対応の仕方が異なっているからです。
そもそも、アルバイト経歴がバレる場合は何が原因なのか。
これは内定を取った際に、もっと言えば会社に入社する時に必要な書類の中の一つ、源泉徴収票です。
源泉徴収票(げんせんちょうしゅうひょう)とは、日本において、給与・退職手当・公的年金等の支払をする者が、その支払額及び源泉徴収した所得税額を証明する書面である。
参照元:wikipedia
源泉徴収票を提出する必要があるのは、年末に税金やらの調整をするために必要なためです。
内定直前までアルバイトをしていたと嘘をつき、いざ就職することになって源泉徴収票の提出を求められた時にニートではそれが用意できませんよね。
まれに、アルバイト先で源泉徴収票がもらえなかったりする場合もありますが、その場合も市役所でもらえてしまうので「もらえなかった」という言い訳は通用しません。
去年までの経歴は嘘をついても大丈夫
源泉徴収票は1月から12月までの1年間の給料をまとめたものです。
なので、例えばあなたが4月から就職活動を始めたとしましょう。
この時に「去年までアルバイトをしていました」と嘘をついたところでバレることはありません。
源泉徴収票はその年に給料が入った場合のみ提出する義務が発生するためです。
源泉徴収票の提出を求められるのは、就職される年の1月から入社日までに収入があった場合の方だけあり、1年6ヶ月も前の職場での源泉徴収票の提出を求めることはないでしょう。
参照元:知恵袋
つまり、アルバイト経歴を聞かれた時は「去年までアルバイトをしていましたが今年から就職活動を行っているためしていません」と相手も答えると納得のいく回答になり、なおかつ源泉徴収票を提出しなくても良くなるというわけ。
ただし、「去年から3月までアルバイトをしていました」と言ってしまうと1月~3月までは「今年」に含まれるので源泉徴収票が必要になってしまいます。
間違えやすいので注意してくださいね。
面接での注意点
もしアルバイトの経歴を詐称するのであれば去年までは働いていたという事にしておくと良いという話をしましたが、面接の際に注意してほしいことがあります。
面接官に嘘を見抜く能力なんてありませんが、話の矛盾が生じると嘘がバレることがあります。
私も面接の時によく「アルバイトをしていました」と嘘をつくことがあるのですが、アルバイトについて話すとだいたい「どこで働いていたのか」「どこの店舗か」について聞かれます。
「とりあえずコンビニで働いていたことにしよう」と前もって準備していたとしても、この2つの質問に答えられなければ嘘がバレて落とされます。
また、「仕事で大変だったこと」など仕事内容に関して前もって知っておかないと具体的な話が一切できず、足元をすくわれる可能性があるので、アルバイト経歴を詐称する場合は面接前にしっかりと準備しておく必要があります。
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